前回お伝えした通り、今日は大竹について語りたいと思います。先日ジャイアンツ入りを表明してカープを退団することが決まりました。まずFA宣言してからの会見を見ていて感じたのが、かなり言葉を選んで発言していましたね。本心を語らなかったのが大竹らしいというか、カープとファンに対して気を遣って喋っているように感じました。条件面じゃないとか、カープも含めて考えたいとかね…。じゃあ決断のポイントは何だったのかってところです。最後まで言いませんでしたが、本当は「優勝したい」って言いたかったんじゃないかなぁと私は思いました。関東出身なのと家族の健康問題もあったみたいですが、カープとしてそこを伝えられなかったのは残念です。ファンの気持ちとしては、正直残って欲しかった。怪我をしてからはカープ球団も最大限起用法を考慮していたし、根拠はないけど残留してくれると信じていただけにショックも大きいです。まぁこればっかりは選手の権利なので仕方ないのですが、よりによって巨人とは…。1年待って黒田を追ってメジャーとかならまだ応援できたのに、同一リーグの球団ですからね。。。さみしいのと複雑な気持ちです。ただファンに対して色々良くしてくれたので、応援は出来なくても嫌いにはなれないです。不器用な所とか、向上心がある所とか、白飯が好きな所とか笑、人間的には好きでしたから。大竹の想い出を挙げたらキリがないです。その中でも挙げるとしたら3つ程あります。1つ目は3年目の甲子園だったか抑えをやっていて、「すごい剛速球を投げるピッチャーが出てきたなぁ」という印象でした。ほとんど真直ぐで150km/h台連発でしたからね。たまに投げるスライダーもブレーキが効いてて素晴らしかったです。今後に期待を抱かせるピッチングでした。2つ目は08年7月のハマスタで好投し、勝利投手になった試合です。昔の大竹はとにかく力で押していて、打たれ出したら連打を浴びるケースが多かった。ですがこの日は真直ぐを見せながらもカーブや緩急を交え、さらには低めを意識した丁寧なピッチング。球場で見ていて、大竹も大人になったなぁと感じたのでよく覚えています。この辺りから安定感が増したように思えました。3つ目は何と言っても緒方の引退試合での完封勝利です。先輩を白星で送りだそうという気迫がこっちにも伝わってきて、嬉しくなったのを覚えています。とまぁ、挙げれば他にもどんどん出てきます。出来ればずっとカープの選手で居て欲しかった。この記事を以って大竹と決別したいのですが、ユニとかポスターをどうするかが未定です。それが決まった時が本当の意味で大竹との決別なのかもしれません。今までありがとう、大竹。次に会う時は真剣勝負で。前田様関係の動画を更新しました↓
http://www.youtube.com/user/hiroshimatokyocarp
↧